巻き爪矯正とは
専用の補正器具を使って食い込んだ爪をやさしく引き上げる施術です。
メスや麻酔は不要で、痛みが少なく、その場で楽になる方もいらっしゃいます。感じ方には個人差があります。
どんな施術ですか?
専用の補正器具を爪の表面に装着し、内側に巻き込んだ爪をやさしく引き上げます。メスや麻酔は使わず、施術時間の目安は約30〜60分です。装着直後から日常生活への支障が少ないのが特徴です。
施術前に専用計測器で爪の湾曲度を数値化し、状態を正確に把握した上で進めます。初めての方も安心してご相談ください。
施術の流れ
カウンセリング
お悩みや症状、痛みの程度、これまでのケア歴などをお伺いします。初めての方も安心してご相談ください。
爪の状態確認
専用計測器で爪の湾曲度を数値化し、状態を正確に把握します。必要に応じてクリニックへのご案内もいたします。
施術
専用の補正器具を用いて爪をやさしく引き上げます。痛みはほとんどなく、施術時間の目安は約30〜60分です。
アフターケア説明
施術後の過ごし方や自宅でのセルフケアをご説明します。次回来院の目安や改善の見通しもお伝えします。
通院ペースと期間の目安
通院ペース
1〜2ヶ月に1回
トータル期間
半年前後が目安
※重症度や爪の伸びるスピードによって異なります。初回のカウンセリングで改善の見通しをお伝えします。
受けられないケースについて
爪白癬(爪水虫)や尋常性疣贅(いぼ)など、疾患による爪の変形がある場合は、まず疾患の治療を優先していただく必要があります。
当サロンはふじもと皮フ科クリニックと連携しているため、必要に応じてクリニックへご案内し、治療後に矯正施術を行う体制を整えています。
ふじもと皮フ科クリニックへ →矯正でできることとできないこと
巻き爪矯正は、爪の形に働きかける施術です。爪が巻いてしまう背景そのもの、たとえば靴の圧迫や爪の切り方、歩き方の癖までを変えるものではありません。
ですので、器具を装着して形が整ってきても、原因になっている習慣がそのまま残っていると、時間をかけて再び巻いてくることがあります。当サロンで施術のたびに爪の切り方や靴のことをお尋ねするのは、そのためです。
また、痛みや赤み、腫れといった炎症は、医療機関で診ていただく領域です。当サロンでは、そうした状態が見られる場合に施術をお受けすることができません。
爪の状態を数値で確かめてから始めます
当サロンでは、施術に入る前に専用の計測器で爪の湾曲の度合いを測り、角度として記録します。見た目の印象だけで判断しないためです。計測器は、矯正器具の専門メーカーから入手したものを使っています。
記録するのは角度そのもので、当サロン独自の指標ではありません。同じ爪を別の器具で測っても同じ値になります。ほかで受けた計測の結果をお持ちいただいた場合も、そのまま比べられます。
数値にしておくと、次の2つができるようになります。
- 変化を後から見比べられます — 毎回の角度を残しておくことで、写真だけでは分かりにくい少しずつの変化を確認できます
- 料金の根拠をその場でご説明できます — 後述のとおり、当サロンの料金は爪の状態によって分かれます
初回はカウンセリングと計測を行い、状態を確認したうえで料金をお伝えします。所要時間はおよそ30分から60分です。
料金が3段階に分かれる理由
当サロンの巻き爪補正は、指1本ごとの料金で、爪の状態によって軽度・中度・重度の3段階に分かれます。同じ「巻き爪」でも、爪にかける力の調整や器具の扱いに必要な手間が変わるためです。
料金は施術前の計測のあとにお伝えします。先に金額だけをお約束することはしていません。実際に爪を拝見せずにお伝えした金額は、あてにならないと考えているためです。
金額の目安はこのページ下部の料金の項をご覧ください。健康保険は使えません。保険が使えない理由については巻き爪の矯正はなぜ保険が効かないのかで詳しく説明しています。
装着してからの過ごし方
器具を装着したあとも、普段どおりの生活を送っていただけます。入浴も運動も、これまでどおりで構いません。仕事や家事を休んでいただく必要もありません。
気をつけていただきたいのは、次の3点だけです。
- 爪の切り方は、それまでより慎重にしてください — 器具が付いている部分は切りません。切り方の基本は巻き爪にならない正しい爪の切り方にまとめています
- 靴は、つま先に余裕のあるものを — 圧迫が続くと、せっかく整えた形が戻りやすくなります。選び方は巻き爪と靴選びをご覧ください
- ストッキングや靴下は当日からそのまま履いていただけます
装着中に器具が外れてしまった場合や、痛みが出てきた場合は、次回のご予約を待たずにご連絡ください。
期間に個人差がある理由
通院の目安は1〜2か月に1回、全体でおよそ半年とご案内しています。ただしこれは目安で、実際には方によって差があります。
差が出るのは、主に次の理由です。
- 爪の伸びる速さ — 足の爪は手の爪よりゆっくり伸びます。伸びる速さには年齢や季節による差もあります
- もともとの巻きの強さ — 初回の計測で確認します
- 原因になっている習慣が続いているかどうか — 靴や切り方が変わらないままだと、整うまでに時間がかかります
初回のカウンセリングで、その方の見通しをお伝えします。
途中でやめた場合はどうなりますか
そこまでに変わった形が、すべて元に戻ってしまうわけではありません。ある程度の矯正は残ります。
ただし、残った形がそのまま保たれるとお約束できるものでもありません。巻き爪の原因になっている靴や爪の切り方、歩き方がそのままであれば、時間をかけて戻っていくことがあります。この点は、最後まで通われた場合でも同じです。
通うのが難しくなったときは、そのままにせずご相談ください。間隔を空ける、いったん区切りをつけるなど、続け方をご一緒に考えます。
他店や他院で矯正を受けている方へ
いま受けていらっしゃるところで続けていただくことを、基本的にはおすすめしています。矯正は器具と方針によって爪へのかかり方が変わるため、途中で移ると、それまでの経過が読みにくくなるためです。
とはいえ、通いにくくなった、方針に迷いがあるなど、事情はさまざまです。お話をうかがったうえで対応いたしますので、まずはご相談ください。お手元に計測の記録があれば、あわせてお持ちください。
医療とサロンの分担
痛みと炎症を診るのがふじもと皮フ科クリニック、爪の形を整えるのが巻き爪メディカルサロンFです。当サロンは同院院長の医療監修を受けており、必要に応じてご案内できる体制をとっています。
| ふじもと皮フ科クリニック | 巻き爪メディカルサロンF | |
|---|---|---|
| 担当すること | 痛みと炎症を診る | 爪の形を整える |
| 費用 | 健康保険が使えます | 自費です |
| 行うこと | 液体窒素処置・肉芽除去・爪甲部分切除・テーピング法・手術 | プレート法・コットンパッキング法 |
| 担当 | 医師 | 看護師 |
押すと痛む、赤く腫れている、膿が出ている、盛り上がった肉のかたまりがある。こうした状態のときは、先にクリニックをご受診ください。爪白癬や尋常性疣贅など、爪の変形の背景に病気がある場合も同じです。
迷われる場合は、まず当サロンにご相談いただいて構いません。計測のうえで、クリニックへおつなぎしたほうがよいと判断した場合はその旨をお伝えします。クリニック側の対応はふじもと皮フ科クリニックの陥入爪・巻き爪のページに掲載されています。
よくある質問
- Q 施術中に痛みはありますか?
- Q 何回通えばいいですか?
- Q 補正器具が外れることはありますか?
- Q シャワーやお風呂は大丈夫ですか?
- Q 足の爪以外もできますか?
- Q 子どもでも受けられますか?
- Q 受けられないケースはありますか?
- Q 保険は使えますか?
- Q 妊娠中でも受けられますか?
- Q ストッキングはいつから履けますか?
料金
巻き爪補正 指1本
表示価格はすべて税込です。施術前に爪の状態を計測し、料金をお伝えします。カウンセリングと計測のみで、施術をお受けにならない場合は無料です。
監修医師
ふじもと皮フ科クリニック 院長 / 巻き爪メディカルサロンF 医療監修
藤本 栄大(ふじもと えいた)
医学博士
防衛医科大学校卒業後、自衛隊病院・防衛医科大学校附属病院での勤務を経て日本皮膚科学会皮膚科専門医を取得。同大学院在籍中に米国UC Davis(皮膚科学教室)へ留学し医学博士を取得。海上幕僚監部衛生企画室勤務、南極観測船「しらせ」医務長(第54次)、Pacific Partnership参加等を経て、2015年にふじもと皮フ科クリニックを開院。日本フットケア・足病医学会会員として足・爪疾患の診療と研究を継続。
院長プロフィール・研究業績はこちら →